屋根の施工技術|スノーダクト改修・板金工事
北海道の屋根は、本州とはまったく異なる負荷を受けています。積雪の重み、凍結と融解の繰り返し、そして無落雪屋根特有のスノーダクト。当社が実際に対応している屋根の技術をご紹介します。
スノーダクト内部の塩ビ鋼板 改修用工法
スノーダクト内部には塩ビ鋼板が施工されており、これを塗装するには専用のプライマー(下塗材)を塗布する必要があります。一般的な下塗材では密着せず、数年で剥がれてしまいます。
近年のスノーダクト内部は白色の塩ビ鋼板が施工されていますが、旧式の黒色塩ビ鋼板が使われた現場では、紫外線の吸収によって劣化し塩ビが剥がれ、鋼板素地がむき出しになって錆びているスノーダクトが多数あります。
当社では、こうした黒色塩ビ鋼板に専用プライマーを塗布し、紫外線の劣化に強い白色系の専用塗料で仕上げる工法を採用しています。白色にすることで日射による温度上昇を抑え、塩ビの劣化そのものを遅らせる効果も期待できます。

スノーダクト内部の板金工事
錆が進行して鋼板そのものに穴が空いている場合、塗装では対応できません。この場合は板金を新たに施工します。スノーダクトは雨漏り・すが漏れの起点になりやすい箇所のため、状態を見極めて塗装で済ませるか板金で作り直すかを判断します。

屋根板金・スノーダクト内部の正しいコーキング施工
スノーダクト内部のコーキングは、施工の順序と打つ位置を誤ると、かえって水の逃げ道をふさいで漏水を招きます。水は必ず流れる方向があり、コーキングはその流れを妨げない位置に打たなければなりません。
「とりあえず隙間をすべて埋めておく」という施工が、数年後の雨漏りの原因になっている現場を当社は数多く見てきました。正しいコーキング施工は、屋根板金の知識があって初めて成立します。

雪止めストッパーの撤去と新規ステイルーフ施工
既存の雪止めストッパーの撤去、老朽化した既存板金の撤去、そして新規のステイルーフ施工まで一貫して対応します。屋根材そのものの更新が必要な段階に来ている場合は、塗装ではなく葺き替え・カバーをご提案します。
塗って延命できる屋根と、もう塗っても意味のない屋根があります。診断ではその線引きを正直にお伝えします。


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施工事例:江別市 屋根板金の張替え・木下地交換
数年前から続いていた雨漏りを調べたところ、煙突まわりの板金が腐食し、木下地まで広範囲に傷んでいた現場です。板金を全て撤去して下地を確認し、傷んだ木下地を交換したうえで、スガモレに強いタイプの屋根材で葺き直しました。工程ごとの写真を載せています。