サイディングの施工技術|2色塗り分け・部分張り替え・吹付仕上げ

札幌市内の戸建て住宅で最も多い外壁材がサイディングです。窯業系と金属系では劣化の仕方も適した工法も異なります。当社が現場で行っているサイディングの施工技術をご紹介します。

2色塗り分け仕上げ(窯業系・金属系)

タイル調やレンガ調のサイディングを1色で塗りつぶしてしまうと、新築時の立体感が失われ、のっぺりとした印象になります。当社では、目地色で全体を塗装したあと、タイル部分を一枚ずつ塗り分ける2色仕上げに対応しています。

手間と技術を要する工程ですが、新築時の意匠を保ったまま塗り替えができます。窯業系サイディング・金属系サイディングのどちらにも対応します。「せっかくのデザインを消したくない」というご要望は、ぜひ診断時にお伝えください。

目地色とタイル部分を塗り分けたサイディング
目地色で全体を塗ったあと、タイル部分を一枚ずつ塗り分けます。新築時の立体感がそのまま残ります。

窯業系サイディングの部分張り替え

窯業系サイディングはセメントと繊維を主原料とする板材で、吸水すると凍害を起こします。窓下やコーキングのつなぎ目の周辺から傷みが進み、表面が層状に剥がれてくるのが典型的な症状です。

損傷が一部にとどまっている場合は、その板だけを外して張り替えます。板を外した際には、サイディングを留めている胴縁(下地木材)の状態も同時に点検し、腐食があれば撤去・交換します。この判断ができるかどうかで、工事費が大きく変わります。

実際に、全面張り替えを検討されていたお客様の現場で、下地点検の結果30か所の部分張り替えで対応でき、全面張り替えの約半分の予算で完了した事例があります(札幌市南区 石井様)。

張り替えが必要な箇所を現場でマーキングしたサイディング
下地点検で張り替えが必要な板を一枚ずつ特定し、その場でマーキングしていきます。

金属サイディングの張り替え・軒天上部の同時施工

金属サイディングへの張り替えでは、外壁面だけでなく軒天上部も同時に施工します。ここを後回しにすると、足場を再度かける必要が生じ、かえって費用がかさみます。足場がある状態で手の届く範囲は、まとめて処理するのが合理的です。

金属サイディングの張替えと軒天上部を同時施工した外壁
外壁面と軒天上部を同時に施工。足場のある一度の工事でまとめて仕上げます。
動画:金属サイディングの張り替え施工(17分)。軒天上部まで含めた一連の作業です

ガルバリウム鋼板の圧送ガンによる吹付仕上げ

ガルバリウム鋼板の外壁は、凹凸のある形状や広い面積をローラーで塗ると塗りムラが出やすい素材です。当社では圧送ガンを用いた吹付仕上げにより、均一な塗膜厚を確保します。

吹付は養生の精度がそのまま仕上がりに直結します。塗料が飛散しないよう周囲を確実に養生したうえで施工します。

圧送ガンによる吹付で仕上げたガルバリウム鋼板の外壁
圧送ガンによる吹付仕上げ。凹凸のある面でも塗りムラを出さず、均一な塗膜厚を確保します。

シーリング(コーキング)の打ち替え

サイディングの目地やサッシ廻りのシーリングは、外壁材そのものより先に寿命が来ます。痩せて隙間ができたシーリングは、そこから水が入り込み、内部の木下地を腐らせる原因になります。

当社では既存シーリングを撤去したうえで打ち返し、あわせて外壁全体の釘頭を点検し、歪みやひび割れの下地調整を行ってから塗装に入ります。詳しくはコーキング(シーリング)工事をご覧ください。

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