コーキング(シーリング)工事|札幌市の目地打ち替え
サイディングの目地やサッシまわりのシーリングは、外壁材そのものより先に寿命が来ます。ここが切れると、外壁の内側に水が入り、木下地を腐らせます。外壁塗装の耐久性を左右する、地味ですが決定的に重要な工事です。
シーリングの劣化サイン
- 目地の中央に縦のひび割れが入っている
- シーリングが痩せて、外壁材との間に隙間ができている
- 手で押すと弾力がなく、硬くなっている
- シーリングが外壁から浮いて剥離している
- ボロボロと崩れて欠落している箇所がある
北海道では、夏の紫外線と冬の低温収縮の両方がシーリングを痛めつけます。一般に7〜10年で寿命を迎えます。

打ち替えと増し打ちの違い
打ち替え(撤去打ち返し)
既存のシーリングをすべて撤去し、目地を清掃してプライマーを塗布したうえで新しいシーリング材を充填します。手間はかかりますが、これが本来の施工方法です。当社では外壁の目地は原則として打ち替えを行います。
増し打ち
既存シーリングの上から新しいものを重ねる方法です。撤去すると防水層を傷める箇所(サッシまわりなど)や、既存シーリングがまだ健全な場合に限って採用します。劣化したシーリングの上に増し打ちをしても、下から一緒に剥がれるだけです。
お見積りの際は、どの部位を打ち替え、どの部位を増し打ちにするのかを明記します。この区別が書かれていない見積書には注意してください。
施工の手順
- カッターで既存シーリングを切り離し、撤去します
- 目地内部を清掃し、必要に応じてバックアップ材やボンドブレーカーを設置します
- 目地の両脇をマスキングテープで養生します
- プライマーを塗布します(この工程を省くと密着しません)
- シーリング材を充填し、ヘラで押さえて仕上げます
- 硬化前にマスキングテープを撤去します

塗装の前か、後か
シーリングを打ってから塗装する「先打ち」と、塗装後にシーリングを打つ「後打ち」があります。それぞれ一長一短があり、使用するシーリング材の種類と外壁材によって使い分けます。先打ちは塗膜でシーリングを紫外線から守れる一方、塗料との相性を選びます。当社では現場の条件に応じて適切なほうを選定します。
費用の目安
打ち替えで1mあたり900〜1,300円程度、増し打ちで1mあたり500〜900円程度が目安です。一般的な30坪の住宅では総延長150〜250m程度になります。外壁塗装とセットで行うのが通常で、単独工事の場合は足場代が別途かかります。