フード・煙突の施工技術|換気口と煙突まわりの補修
換気フードや煙突は、外壁の中でも最も傷みが早く、そして最も見落とされやすい部分です。ここを放置したまま外壁だけを塗っても、数年で同じ場所から劣化が始まります。
換気口周辺の塗膜剥離(セルフード内部の経年蓄積物)
換気口の周囲だけ塗膜が剥がれている——この症状の原因は、セルフード内部に長年蓄積した油分やホコリなどの排出物です。蓄積物が外壁を伝って流れ落ち、塗膜を侵します。
したがって、剥がれた部分を塗り直すだけでは再発します。フード内部の蓄積物を除去し、必要に応じてフードそのものを交換したうえで塗装するのが正しい手順です。当社では換気口周辺の塗膜剥離を見つけた場合、必ず原因側から手を入れます。


強制換気接合部および換気口の交換
強制換気の接合部は、経年で隙間が生じ、そこから外気や水が侵入します。劣化した換気口は塗装ではなく交換で対応します。破損した換気口をそのままにしておくと、小動物や虫の侵入経路にもなります。

長年使用したキッチン換気口の交換
キッチンの換気口は油分の付着が最も激しい箇所です。外側のフードが変形・腐食している場合は交換します。足場がかかっている塗装工事のタイミングで一緒に行うのが最も効率的です。

ブロック煙突の板金巻き工事
北海道の住宅に多い集合煙突・ブロック煙突は、モルタル仕様のものが少なくありません。煙突は内部から熱を受け、外部からは雨雪と凍結にさらされる、住宅で最も過酷な条件下にある部位です。そのため亀裂や塗膜の劣化が著しく進みます。
ここを再度塗装しても、熱を蓄積する部位である以上、同じ現象が起こります。当社では、下地を作って空気層を設けたうえで、断熱材入りの金属サイディングや板金で巻く工法をご提案しています。塗り直しではなく構造から見直すことで、次の劣化までの期間が大きく変わります。


実際の施工例は札幌市南区 石井様の事例でご紹介しています。